かくれ肥満の対処

元来「脂肪」は、人が生きて活動するのに必要な各器官が、
機能するための、エネルギーとして使われます。
車にガソリンや電気などの燃料がないと、動かないのと同様、
人体もエネルギーの源として、糖分や脂肪が不可欠で、
必要量を体内に保持しています。しかしその量が問題なのです。

ぱっと見ただけではわからない、外見太っていそうでない「かくれ肥満」の人は、
体脂肪が多いので、過剰の脂肪分が血管の中へ溶け出し、
血液がドロドロしてスムーズに流れず、高脂血症や、動脈硬化の原因になり、
心臓病になる確率も上がります。

また「かくれ肥満」の人は、筋肉量が比較的少ないので、
筋肉からエネルギー源としての糖分を、先に消費したいのにそれが出来ず、
高血糖になり、糖尿病になるリスクもぐっと上がり、生活習慣病の原因になります。

だから肥満の中で、「かくれ肥満」や「サルコペニア肥満」は、運動することがとても大切です。
肥満の方が健康のために、食事は少なめに、間食や、夜食は止めて、お酒も程々にと、
期間にもよりますが、これだけでも体重に変化があると思いますが、
「かくれ肥満」も、「サルコペニア肥満」同様、食事面だけを変えても、充分ではありません。
運動をして、筋肉量を落とさないことが、かくれ肥満・サルコペニア肥満の対処にとって重要なのです。

運動しなければ、誰でも筋肉は、20歳前後をピークに、毎年1%ずつ減少してゆき、
老後は、歩行困難になり、介護されるコースをたどることになります。
しかし適度な運動を続ければ、筋肉量は、必ず保たれます。

かくれ肥満を解消するための運動の中で、最も手軽で効果があり、
筋肉量を増やして、ダイエットにもなる、有酸素運動が「ウォーキング」。
ちょっと考えれば、ウォーキングする機会はどこにでもあると思います。
駅や会社のエレベーターやエスカレーターは利用しない。
なるべく車に乗らない。
近所の買い物は歩いて行く。等々・・・
かくれ肥満にならないためにも、万歩計で一日の歩数を、確認するのもいいですね。

コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。