肥満になる原因の困った便秘を改善・解消

便秘にどうしてなるのでしょう?


 ・高齢者や女性は、排便時に必要な括約筋や腹筋の力が弱いので、便秘になりやすい。
  排便のタイミングも、環境や気分に影響されやすく、タイミングを逃がすと、
  段々便意を感じにくくなり、それが、便秘になるきっかけを作ってしまいます。
 ・水分を取っても、女性特有のホルモンが作用し、体内に水分を蓄積しようとし、
  排便の方に水分が補給されにくくなり、便秘になりやすです。
 ・女性は骨盤が広いため、腸が下がり、不安定になり、硬い便が溜まりやすい。
 ・便秘薬など薬の濫用で、それに身体が慣れてしまって、自然な排便を乱してしまう。
 
等の理由で、女性は、男性より慢性的便秘になりやすいですが、

その他にも、慢性的便秘に悩む人は、便秘になりやすい生活習慣をしています。
例えば
 ・野菜類より肉類が好き。野菜類は少ししか食べず、高脂肪の肉類をいつも多く食べている。 
 ・水分の多いものは、好きでなく、あまり食べない。
 ・歯でよく咀嚼しなくてもいい、柔らかい、消化のよいものを、好んで食べている。
 ・インスタント食品が好きで、よく食べる事が多い。いつも家にストックしている。
 ・仕事熱心、第一主義で、食事内容は重要でなく、お腹が膨れさえしたらいい。
 ・仕事や人間関係に不満や悩みがあったり、毎日の生活に何かストレスを持っている。
 ・仕事や生活の時間が不規則。
 ・朝に弱く、ギリギリまで寝ていたいほう。
 ・排便タイムが決まっていなくて、トイレに行くのを、我慢することが多い

こんな生活習慣をしていると、思い当たる方はいないですか。

便秘を解消するには、これらの生活習慣を改善すれば、おのずと便秘は解消されます。

   

      

   


では、便秘改善解消に効果のある食べ物には、具体的にどんなものがあるでしょうか?


基本的に、繊維質の多い食物を摂り、バランス良い食事と、適度の運動が大切です。

・野菜類 
  小松菜・春菊・ほうれん草等の青菜・キャベツ・セロリ・かぼちゃ・たけのこ
   野菜は食物繊維が豊富なので、便秘解消だけでなく、健康のためにどんどん食べましょう。

・穀物類
  トウモロコシ・大麦・玄米・発芽玄米・雑穀
   主食の白米を、玄米に替えただけでも、便秘が治る事があります。
   但し、玄米は普通の炊き方でなく、炊飯は玄米コースで炊きます。
   消化が悪いので、白米と同じ感覚で食べると、消化不良の下痢になります。
   栄養価は高いし、噛めば噛むほど甘みが出て、美味しいですよ。
      
   
   

・根菜類
  サツマイモ・レンコン・ごぼう・にんにく・こんにゃく
   サツマイモの食物繊維が、腸の中で、水分を含んで便の量が増え、
   腸を刺激して蠕動運動を促し、便意が起こりやすくします。
   
   にんにくも、あの独特の臭いの成分でもあるアリシンが、同じく腸を刺激し、
   蠕動運動を促し、腸内の悪玉菌を抑え、善玉菌を助けるので、便秘解消に効果があります。

・豆類
  大豆・小豆・納豆・豆乳
   大豆は食物繊維が多く含まれ、植物性タンパク質の宝庫です。
   
   納豆・豆乳に多く含まれているオリゴ糖は、腸内の善玉菌のエサになり、
   善玉菌を増やすので、便通をよくします。
   
   豆乳には女性ホルモンに似た働きをする、大豆イソフラボンを多く含んでいるので、
   ホルモンの乱れからくる便秘には、とても有効。
   また、脂肪燃焼に大切なビタミンのビタミンB2も、多く含んでいるので、
   便秘だけでなく、肥満にも効果があります。 

・海藻類
  ひじき・昆布・寒天(テングサ))
   昆布のぬめり成分の、アルギン酸は便秘に効果があります。
   根昆布を水につけた「根昆布水」は、便秘解消以外に、血圧を下げる効果もあり、
   血圧の高い方に喜ばれています。
   
   食物繊維については、昆布より、ひじきの方が、多く含んでいます。

・果物
  リンゴ・バナナ・苺・キーゥイ・グレープフルーツ
   果物は全般に、ペクチンという水溶性食物繊維が多く含まれています。
   腸の蠕動運動を促し、便通を改善する効果があります。
   
   また、リンゴ等に含まれている果糖は、腸に刺激を与えて働きをよくし、
   便を軟らかくして排出しやすくする効果があります。
   リンゴの皮には、食物繊維やポリフェノール、ミネラルなどが
   多く含まれているので、リンゴを効果的に摂取するには、皮ごと食べるのがおススメです。
   しっかり洗って、皮ごと食べて便秘を解消しましょう。
   
   バナナも同じくペクチンが多く含まれ、整腸作用があり、
   腸内環境を整えるオリゴ糖が多くふくんでいるので、下痢・便秘に効果があります。
   バナナは、焼きバナナにするか、熟す前の青い状態で食べると、
   より便秘に効果が上がるようです。
   
   グレープフルーツは、薄皮に多くの食物繊維があるので、
   果肉と一緒に食べる方が、便秘効果があります。
   但し、グレープフルーツは、降圧剤や高脂血症の薬、風邪薬を服用している方には、
   副作用の心配があるので、医者に指示を仰いでください。

・キノコ類
  椎茸、シメジ、舞茸、なめこ、えのき茸   
   ビタミンやミネラル類・食物繊維が多く、全て低カローリーなので、
   他の食材と一緒に調理して食べます。
   
   天日干ししたキノコ類(特にきくらげ)は、ビタミンDが多く、
   カルシウムの吸収を良くして、骨や歯を丈夫にします。
   キノコ類は自宅でも天日干しが、簡単にできますよ。

・その他
  ヨーグルト・オリーブ油・牛乳・水
   人は皆、腸内に善玉菌をもっていますが、その数は、母乳赤ちゃんが一番多く、
   成長するに従い年齢と共に、その数は減っていくので、腸内環境をよくするために、
   食事をして、腸内へ善玉菌を取り込む必要があります。
   
   ヨーグルトは、牛乳を善玉菌の乳酸菌・ビフィズス菌等で発酵させたものですが、
   口から摂った善玉菌は、殆ど腸に住みつきませんから、毎日とることが必要です。
   ヨーグルトは、寝る3時間前に食べると、整腸作用が高まり、
   腸内環境をととのえてくれるので、朝より、夜摂る方が、便秘には効果があります。
   
   しかし、人により、腸内の善玉菌の種類が異なるし、強酸の胃液でほとんど死んでしまう中で、
   自分に合った善玉菌が、過酷な環境を生き抜き、元気に腸に届いて、
   善玉菌として、きちんと働いてくれないと、効果はありません。
   
   そのために、善玉菌をカプセルや錠剤に閉じ込め、関所の胃の中を無事通過出来るよう
   各社工夫をして、サプリメントとして発売しています。
   乳製品アレルギーの方や、牛乳でお腹が緩くなるような方には、有難いですね。  
   自分に合った乳酸菌を知るためにも、いろいろ試してみるのもいいですね。
   
   

      

   

   また、善玉菌が元気になるため、エサになるオリゴ糖の摂取も必要です。
   
   日本人はヨーグルトだけでなく、納豆・漬物・味噌・醤油など、
   日本古来独特の発酵食品から、自然に乳酸菌(善玉菌)を取り入れています。
   和食が健康に良いといわれる所以ですね。
   この善玉菌より悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが崩れると、
   便秘になり、太りやすい肥満体質になってしまいます。
   
   腸内細菌のバランスの崩れは、免疫細胞にも作用し、太りやすい体質になるだけでなく、
   他にも花粉症などのアレルギー、癌、動脈硬化、パーキンソン病などにも影響を与えます。
   加齢により誰でも善玉菌が少なくなるので、若いうちから腸内細菌のバランスを整え、
   便秘にならない、善玉菌が多い腸内環境を作ることが、健康長寿につながります。
   
   そして案外知られていないのが、腸には、神経細胞が脳の次に多い1億個が分布している事。
   腸は知られている消化・吸収・排泄だけでなく、免疫やホルモン産生などを行う、
   第二の脳とも言われている器官です。
   だから腸の不調はすぐに脳にも伝わるし、脳のストレスも腸に影響を与えます。
   
   腸は最大の免疫器官。食べたものが身体に害がないか判断します。
   例えば冷たいものを飲み過ぎると、腸の免疫細胞の働きを弱めてしまい、
   ばい菌が腸壁を通過して血液中に入ってしまいます。
   また、暴飲暴食すると、消化吸収と免疫判断が間に合わず、
   身体全体に疲労感が出てしまいます。

  
   最近、悪玉(LDL)コレステロールを減らし、動脈硬化や心疾患を予防する、
   といわれるオレイン酸が主成分である、オリーブ油が再認識されています。
   オリーブ油のオレイン酸は、腸で消化されにくく、腸を刺激して排便を促し、
   油分を含んで、便のすべりがよく、便秘にも効果があります。
   
   便秘解消のために牛乳を飲むには、朝起きてすぐに飲むのが効果的です。
   水も同じです。胃と腸を刺激して、腸の蠕動運動を促進してくれます。
   ぜひ朝1杯の牛乳・水をお試しください。
   
便秘の改善解消に、これらの食ベ物を組み合わせて、できるだけ多く
できれば一日30品目を目安に選び、日常的に良い食生活と生活習慣を続けて、
便秘が原因の怖い肥満を、避けましょう。

便秘だけでなく、発熱や血便が出たり、太るより痩せてきたら、要注意。
病気が疑われるので、なるべく早く、病院で検査を受けることをおススメします。




関連サイト
  意外と多い、身近にある肥満になる原因(食べ方以外の原因)

  睡眠不足が、肥満の原因の一つになる?

  自律神経やホルモンがバランスよく働かない事が肥満の原因
 
  食生活の変化で、ビタミン・ミネラルが不足して肥満の原因に

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